「ワンダと巨像」は、今でも”ゲーム史に残る名作”として語り継がれている作品です。
私自身も以前から気になっていた作品で、PS5で最後までプレイしてみました。
実際に遊んでみると、巨象との戦いは迫力満点で、広大な世界を旅するだけでも独特の魅力があります。一方で、最近のゲームとは違う操作性やゲームデザインに戸惑う場面もあり、人によって好みが分かれる作品だと感じました。
この記事では、プレイ時間15時間・エンディングまでクリアした私が、ワンダと巨像を実際に遊んだからこそ感じた魅力や気になった点を、ネタバレを避けながら正直にレビューします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ時間 | 約15時間 |
| 進行度 | エンディングまでクリア |
| プレイ環境 | PS5 |
結論|ワンダと巨像はこんな人におすすめ!
ワンダと巨像は、ゲームならではの体験ができる唯一無二の名作でした。
一方で、操作性には昔のゲームらしいクセがあり、最初は思い通りに動かせず戸惑う場面もあります。そのため、快適な操作性を重視する人は少しストレスを感じるかもしれません。
しかし、それらを含めてもエンディングで得られる余韻は非常に大きく、「そういうことだったのか…」と物語を振り返りたくなる作品でした。
ゲームだからこそ味わえる特別な体験を求めている人には、自信を持っておすすめできる一本です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| ストーリー | ★★★★★(5.0) |
| 戦闘 | ★★★★★(5.0) |
| 世界観 | ★★★★★(5.0) |
| 操作性 | ★★★☆☆(3.0) |
| ボリューム | ★★★★☆(4.0) |
| 総合評価 | ★★★★☆(4.7) |

このゲームの魅力
- 巨大な巨象を自分の手で攻略していく達成感は唯一無二。
- セリフが少ないからこそ想像力をかき立てられ、エンディングでは「そういうことだったのか」と物語がつながる。
- 美しい景色と静かな世界観が、今遊んでも色褪せない魅力になっている。
注意ポイント
- 操作性にはかなりクセがあり、思い通りに動かせずストレスを感じる場面がある。
- アクションの爽快感よりも、雰囲気や体験を楽しむゲーム。
こんな人なら楽しめる
- 他のゲームでは味わえない唯一無二の体験をしたい人
- 世界観や余韻を大切にする人
- エンディングで「最後の一撃は、せつない。」の意味を自分の目で確かめたい人
良かったところ
エンディングが本当に切ない
詳しい内容はネタバレになるので触れませんが、エンディングを見終えたあと、しばらくコントローラーを置いたまま動けませんでした。
プレイ中に感じていた小さな違和感や疑問が最後につながり、「そういうことだったのか」と自然に理解できます。そして、有名なキャッチコピーである**「最後の一撃は、せつない。」**という言葉が、これ以上ないほどぴったりだと感じました。
派手に泣かせる作品ではありませんが、静かに心へ残るエンディングでした。
世界観に引き込まれる
ワンダと巨像はセリフが少なく、ストーリーも多くを語らない作品です。
それでも主人公ワンダが、たった一人の大切な女性を生き返らせるためだけに危険な旅へ出る姿は、とてもまっすぐで応援したくなりました。
広大で静かな世界を馬に乗って旅しているだけでも独特の雰囲気があり、ゲームというより一つの世界へ入り込んでいるような感覚を味わえます。
巨象戦が毎回新鮮で面白い
巨象との戦いは、ただ攻撃するだけでは勝てません。
「どうやって巨象に登るのか」「どこが弱点なのか」を自分で考えながら攻略していくため、巨大な謎解きを遊んでいるような感覚がありました。
後半の違和感が物語をさらに面白くする
ゲームを進めるうちに、「巨象って本当に倒すべき存在なのか?」という疑問が少しずつ頭に浮かぶようになりました。
巨象はこちらから手を出さなければ襲ってこないものも多く、倒したあとも達成感だけでは終わらない、何とも言えない気持ちになります。

気になったところ
操作性にはかなりクセがある
ワンダと巨像は、最近のアクションゲームと比べると操作性にかなりクセがあります。
ジャンプやしがみつきなど、思い通りに動かせず最初は何度も失敗しました。慣れてしまえば問題ありませんが、序盤はストレスを感じる人もいると思います。
カメラワークが見にくい場面がある
特に動き回る巨象との戦闘では視点が大きく動くため、自分がどこにいるのか分かりにくくなる場面もあります。ゲームの迫力につながっている部分ではありますが、遊びやすさという点では少し気になりました。
ヒントが少なく迷うことがある
ワンダと巨像は、プレイヤー自身が考えて進めることを大切にしているゲームです。
そのため、「次はどうすればいいんだろう?」と迷う場面も少なくありません。巨象の攻略法も自分で見つける必要があるので、人によっては難しく感じることもあるでしょう。
ただ、その分、自力で攻略できたときの達成感は大きく、ゲームならではの面白さにもつながっていました。

実際にプレイして感じたこと
正直に言うと、序盤は「ただ巨象を倒していくだけのゲーム」という印象でした。
操作性にはクセがあり、思い通りに動けないことも多く、「名作と言われているけど、自分には合わないかもしれない」と感じたのを覚えています。相棒のアグロも現実の馬らしい挙動をするため、最初は思うように操作できず、もどかしさを感じる場面がありました。
しかし、ゲームを進めるにつれて少しずつ気持ちに変化が生まれます。
巨象を倒すたびに「本当にこの巨象たちは倒されるべき存在なのだろうか」という違和感を抱くようになり、その疑問を抱えたままエンディングを迎えました。
そして最後までプレイした瞬間、それまでの出来事が一気につながり、「最後の一撃は、せつない。」というキャッチコピーの意味を心から理解しました。
詳しくはネタバレになるので書けませんが、今まで自分が倒してきた巨象のことを思い返すと、何とも言えない切なさが込み上げてきます。
遊び始めた頃とエンディングを見終えた後では、このゲームに対する印象が大きく変わりました。だからこそ、ワンダと巨像は途中で判断せず、ぜひ最後までプレイしてほしい作品だと感じています。
こんな人におすすめ
ワンダと巨像は、次のような人におすすめです。
- ストーリーよりも「体験」で心を動かされるゲームを遊びたい人
- 世界観や静かな雰囲気を楽しめる人
- 巨大な敵を攻略する達成感を味わいたい人
- エンディングで大きな余韻が残る作品を探している人
逆に、テンポの良いアクションゲームや快適な操作性を求める人には、少し合わないかもしれません。

まとめ
ワンダと巨像は、遊び始めた頃とクリア後で評価が大きく変わる作品でした。
序盤は操作性のクセや独特なゲームデザインに戸惑い、「本当に名作なのかな?」と思うこともありました。しかし、最後までプレイしたことで、その評価が一変しました。
エンディングを見終えたあとに、これまで倒してきた巨象のことを思い返すと、言葉では表現しきれない切なさが込み上げてきます。そして、「最後の一撃は、せつない。」というキャッチコピーが、これほど作品を表している言葉はないと感じました。
万人向けとは言えませんが、ゲームだからこそ味わえる感情や余韻を体験したい人には、一度はプレイしてほしい名作です。
