今回は「人喰いの大鷲トリコ」のクリアレビューです!
まずこのゲームの感想なんですが
本当にめちゃくちゃ感動しました!
プレイする前から感動するゲームで有名だったので気になってはいました。
いざ自分自身でプレイしてみると、まずトリコがかわいすぎてやばいです!
キャッチコピーにもある
「思い出の中のその怪物はいつも優しい目をしていた」
まさにその通り!
本当に優しい目をしてますし、愛くるしいんです!
そしてあのエンディング、あれはおそらく一生忘れることのないエンディングだったと思います。
そんな本作の良かったところ、気になったところを紹介していこうと思います!
個人的評価
このゲームの評価は、95点です!
自分は動物が好きなこともあり、個人的には最初から最後まで本当に楽しめました!
最初は懐いてくれなかったけど、徐々に懐いてくれて、トリコに指示を出せるまでになると更に物語の面白さが加速していく感じがしました。
プレイ時間は19時間でしたが、かなりゆっくりやっていたのでもっと早く終わるかもしれません!
このゲームは謎解き要素が強く、脱出ゲームのようなもので、1人では絶対に行けないようなところにトリコを使って行くなど、普通の脱出ゲームとは違う感じでとても新鮮で楽しむことができました!
そしてなんと言ってもエンディング。
動物もののゲームなので感動するんだろうなと思っていましたが、予想を上回る感動でした。
ゲームの発表から発売まで7年と長い期間かかった難産なゲームでしたが、納得の完成度のストーリー構成だったと思いました。

ゲーム概要
開発 | GenDESIGN |
対応機種 | PS4 |
発売日 | 2016年12月6日 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
良かったところ
感情移入しやすいストーリー
本作の良かった点はたくさんありますが、まずはわかりやすいストーリーです。
簡単に言えば脱出ゲームです。
物語の始まりは、主人公の少年が目を覚まし、気が付くと見たことのない場所で目の前には人喰いと恐れられた大鷲のトリコがいます。
トリコは最初は少年に対して敵対意識を持って威嚇してきますが、よく見ると体中に槍が刺さっていたり、首が鎖で繋がっていたりして弱っていました。
少年はトリコの槍を抜き、鎖を外し、エサを与えることでトリコが少年のことを優しい人と認識したのか、威嚇することもなく犬のように後追いしてくるようになります。
ここから物語は始まり、この場所から抜け出すという長い脱出ゲームが始まります。
その道中で、なぜ少年があの場所にいたのか、なぜトリコが弱っているのか等、色々な謎が明らかになっていくのでプレイしてて全く飽きなかったです!
トリコの他にも大鷲はたくさんいますが、その大鷲はトリコを襲ってきます。
なぜ同類であるトリコを襲うのかはプレイしてたら絶対にわかることですし、その理由も結構感動ものなんですよね。
このように誰でもすんなり感情移入しやすいストーリーになっているのが良かったと思いました!

トリコがめちゃくちゃ可愛い
とりあえずトリコがかわいすぎます。
他のレビューの方を見ると、最初は言うことを聞かなくて少しイライラすると書いてあることがありますが、自分は全くそんなことは無く、最初からずっと可愛かったです!
確かに最初はなかなか言うことを聞かないですが、動物ってそんなもんじゃないですか?
全然言うこと聞かないけど、なんか頑張って理解しようとして違う行動したり違うところに行ったりするのすら可愛いんですよ!
主人公の少年がトリコを呼ぶことができるのですが、呼んだらゆっくりこっちに近づいてきますし、目が可愛いし、トリコに乗って撫でたりすると座ったり寝たりするんですよ!
たぶんこんな行動してるから自分のプレイ時間が伸びたっていうのもあると思います。
長い間行動を共にしますし、協力して脱出するゲームなので愛着がどんどん湧いてくるんですよね!
ペット飼ってる人や動物が好きな人は絶対にハマるゲームだと思いますよ!!

感動するエンディング
本作は感動するゲームと話題ですが、まさに感動そのものです。
プレイしてる途中から「あぁ、これ絶対最後感動するやつだ」とわかるくらいです。
もう本当にこのゲームが終わるのが寂しくてやばかったですね・・・
エンディングの詳細はネタバレになりますので話せませんが、絶対に泣くと思います。
他のゲームもそうかもしれませんが、プレイしたからこそ感動するというのがこのゲームは特に強いと思います。
最初はあんなに反抗的だったトリコが懐いてきて、一緒に協力して様々な難関を乗り越えて、助けたり助けてくれたりとたくさんの出来事が起きて関係性が深くなっていきます。
このエンディングは本当に一生忘れないと思いました。

気になったところ
カメラ視点
本作の気になった点としては、1つだけちょっとここはどうにかしてほしかったというところがありました。
それはカメラワークですね。
脱出ゲームなので結構狭い所で行動することがありましたが、そのときの視点が見にくいです。
狭いから仕方ないかもしれませんが、建物の中にいるのに外からの視点になったりするので、中の主人公やトリコが全く見えない時もありましたし、中にカメラが写ったと思ったら次はかなり近かったりと、ちょっとプレイしずらい感じはしました。
脱出ゲームは行動が命なのに、その行動がやりにくいのはちょっとだけマイナスポイントな気はしますね。
でもそれ以外は正直言うところはなしです!
謎解きも程よい難しさで誰でも楽しめるような作品になってると思います!
さいごに
ずっと気になってた作品で、やっとプレイすることができたのですが、本当にやって良かったと思える作品でした。
RPGのようなゲームを主にやってる自分ですが、それとは違う感動を味わえることができましたし、心が温まりました。
PS4の作品だからグラフィックがどうとかそんなのは関係ありません。
可愛い怪物が自分に懐いて後追いしてくれる、これだけで癒されます。
感動るゲームのトップクラスに入ってるのも納得の1本でした。
是非気になった方はプレイしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
